01	遠州灘の潮風が届く町——静岡県浜松市、高塚。
02	穏やかな住宅街の一角に、平安の昔から九百五十年あまりの時を重ねてきたお社があります。
03	ある夜、このお社の神主は、夢のお告げを聞きました。
04	——「高い丘を作って、人々を救え」。
05	築かれた丘は、のちの津波から、里の人々の命を守りました。
06	令和の御代、大きな節目を迎えました。
07	人々の祈りに支えられ、新しい姿へとよみがえりました。
08	その歩みを見守ってきた、九百五十年の鎮守の杜。
09	手水舎で、心と身体を清めます。
10	二の鳥居前の地下水を汲み上げた、清らかな水です。
11	正面には、拝殿。
12	日々の祈りと、季節ごとの神事が営まれる、このお社の中心です。
13	御本殿のうしろを守る、本宮社。
14	熊野本宮大社と同じ神が鎮まっています。
15	水の源を守る弁天社には、市杵島姫命。
16	芸事と音楽の神としても知られます。
17	朱の幟がゆれる稲荷社は、実りと商いの神。
18	七つのお社が並ぶ別宮七社には、暮らしを守るさまざまな神々。
19	王子社に祀られるのは、若一王子命。
20	「高塚」の名の由来を、今に伝えます。
21	そして、杜をめぐる熊野古道。
22	木々は季節ごとに色を変え、参拝の人々の足音や、鈴の音が、この杜に響きます。
23	歴史ある神社から——これからの地域文化をつくる神社へ。
24	杜に響く音から、地域に新しいつながりを。
25	開運みちびきの大神、高塚熊野神社。
